行政用名刺 おんせん県おおいた

「おんせん県って言っちゃいました」で話題の九州は大分県。大分県知事さんはじめ県庁職員みなさんが桶のマークの名刺を持って地元をプロモーションしています。その名刺には観光プロモーション動画が埋め込まれており、自己紹介と同時に地元PRをこの名刺1枚でできると好評をいただいています。

 行政主体で様々なプロモーション動画が作られる中、温泉で有名な大分県は、シンクロナイズドスイミングをモチーフにしたその名も「シンフロ(風呂)」のおもしろ動画を制作。お風呂の中でプロのシンクロ選手が繰り広げるCMは話題騒然です。

名刺にCOCOAR2でスキャンするとシンフロ動画が出現。コンテンツは2分30秒のプロモーションビデオです。様々なシリーズがあり、動画を変えながら工夫されています。

 小池博史ブリッジプロジェクト吉祥寺シアターにて上演された「幻祭前夜ーマハーバーラタより」のチラシ自体に特典映像(プロモーションムービー)を埋め込んでPRに起用。チラシが先行されて作られ、後からARプロモーションをつけたケースです。ARとしてイベント告知での利用ケースが最も多く、映画やコンサートの予告動画などがチラシやポスターに利用されています。

 コンテンツ動画の最初のフレームをマーカーと一致させており「幻祭前夜」の文字が燃えてプロモーションムービーが始まる演出を加えています。画面上部にはオフィシャルホームページへのリンクが設定されており、チケット予約への導線設計が組み込まれています。

チラシをCOCOAR2でスキャンするとプロモーショ映像が出現。コンテンツは33秒のプロモーションビデオです。

 大分市で毎年夏に行われている、夏の風物詩であるお祭り「府内戦紙(ふないぱっちん)祭りに繰り出す山車の様子が「ぱっちん」に似ていることから名付けられたこのお祭りの、チラシも兼ねたぱっちん型うちわに告知動画を埋め込みました。こちらも、すでに作成・配布がされていたものに後からARプロモーションをつけたケースです。過去のお祭り映像を見せることでお祭りの雰囲気を伝えています。

左が実際のうちわデザイン、COCOAR2でスキャンすると右の告知動画が出現。コンテンツは17秒のプロモーションビデオ、MP4フォーマット・5.37MB。

 一般的な長方形のチラシだけでなく、こういった丸型の宣材物にも、ぴったりとはまる映像を埋め込むことが可能です。意外なものから動画が流れることで、単なる告知にとどまらず見る人にインパクトを与えています。ここで感じた驚きと面白さにより、お祭りへの期待も一層高まることでしょう。

 アーティスト・北村尚登氏の展示会案内用に作られたポストカードにプロモーションムービーを埋め込んだAR広報事例。通常目立たないポストカードも「特典動画が見れる!」など付加価値をつけることで活用寿命が長くなります。また物販用のポストカードにARを付加することで通常のポストカードとの差をつけられることもアイディアです。

 北村尚登氏の描く独特の世界観はどうやって制作されているのか?その一部がARコンテンツから伝わってきます。最近オフィシャルホームページがリニューアルされ、ARからの流入もあるそうで広報ツールとしてARポストカードの新しい利用方法に注目が集まっています。

ポストにCOCOAR2でスキャンすると右の作業風景動画が出現。コンテンツは64秒のプロモーションビデオです。

 食品商品には必ずデザインラベルがついています。本ケースは茨城県美浦村産コシヒカリのパッケージにARを活用する事例です。パッケージにアプリをかざすと生産者の思い、こだわり、産地の雰囲気など、動画を通じて確認でき購買意欲を煽ります。また産地の動画を見ていただくことでの安心安全PRも同様の例でパッケージに利用される注文が多く、例えばレシピや会社案内などにも使われています。

 全国には多くの競争商品があり、結果価格競争に巻き込まれているお悩みをお聞きします。長い時間をかけ生産したものを安く売るようでは本末転倒。本ケースの田島屋さんではブランディングにARを使うことで付加価値をあげ、一歩、先を行く上質な商品イメージの見せ方に成功しています。

左が実際の米袋のデザイン、COCOAR2でスキャンすると右の生産風景が出現。環境や生産者の顔が確認できる。コンテンツは64秒のプロモーションビデオです。

 ブライダルには欠かせない「案内状」と「お礼状」。封書やハガキなど様々な形式がありますが、主にハガキの場合にARが効果的です。「招待状」では新郎新婦からの簡単なメッセージを撮影することで思いがより伝わり招待客へのおもてなしとなります。また「お礼状」では、結婚式のダイジェストをお礼ハガキに組み込めば、参加された方々の感動がまたよみがえることでしょう。披露宴中の演出で使った映像の再利用として最適ではないでしょうか。

 昨今、披露宴の演出で映像演出は欠かせなくなりました。オープニングムービー・余興ビデオ・エンディングダイジェスト・記録映像など、いずれも披露宴中に一度限りの利用です。中でもエンディングダイジェストは当日の模様をコンパクトにまとめた「感謝」の意味を込めた映像ですのでARには最適と言えるでしょう。終わった後も他の結婚式より一歩上をいった演出になること間違いなしです。

左がお礼状のデザイン、COCOAR2でスキャンすると右の当日のダイジェストムービーが出現。コンテンツは5分23秒のプロモーションビデオ、MP4フォーマット・12.6MB。

 

 映画「ナミヤ雑貨店の奇跡」の公開イベントにて、撮影時のセットをARを使ってロケ地に再現。セットと一緒に記念撮影を楽しむこともできます。「昭和の街」を観光拠点として施策を推進する豊後高田市は、地域活性化のため映画のロケ地誘致も積極的に推し進めており、今回、その公開記念イベントの目玉としてARを取り入れました。実際に、映画ファンや観光客などこの地に訪れる多くの人々がロケ地に足を留めており、誘客へとつながっています。

 現在は何もない更地に、ARの画像埋め込みにより、映画のメインセットを出現させることが可能になりました。このようにARは、イラストや写真だけでなく風景や場所をマーカーにして拡張現実を見せることも出来ます。訪れる人に驚きと「あの映画の風景」が現れる感動をもたらしています。地域活性にARを使うことで、誘客に成功した好例です。

メインのセットが建っていた場今は空き地になっている。COCOAR2でスキャンすると右のセットが出現。何もない更地に建物が再現される。

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